
個人的なビューティフルライフ
こんにちは🌸 ハヤセです(‘ω’)
春ですね。
今日はちょっと懐かしい話題から✂
今から遡ること25年前・・・
当時、人気絶頂の木村拓哉さんを主役に、TBSの日曜劇場でやったドラマ
[📺ビューティフルライフ✄]
『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』(ビューティフルライフ ふたりでいたひび)は、2000年1月16日から3月26日まで毎週日曜21:00 – 21:54✄、TBS系列の「東芝日曜劇場」で放送された日本のテレビドラマ。主演は木村拓哉と常盤貴子。平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%を記録 / Wikipediaより
キムタクが美容師の役をやる!
という事で話題になり、カリスマ美容師ブームの絶頂期を象徴するドラマになりました。
これをワタクシ… 世代的にど真ん中ではあるのですが、今の今まで観たことなかったのです。
その理由は後から述べるとして、2025年の3月に25年遅れで視聴する機会を得ました。
U-NEXTで無料配信に出てきたので、これを逃したら一生観ないかも!と思い、第一話を再生

木村拓哉さんも池内博之さんもカッコイイ!! イケメンが過ぎる✨
と思っていた20分後…
雑誌の撮影モデルを表参道で探していたシーン(モデルハントと業界では呼びます)で問題のシーンが😅

表参道で歩きタバコをしていた木村拓哉さん演じるシュウジ
彼が苛立ってきた所で煙草を足元に

タバコをドーーーン!😨
しかも後輩の足元に💦
背景にはアニヴェルセルカフェが…

からの、右足で火をズリズリと消す!
当然のように、それを拾う姿は画かれず。
いや~、25年前の作品ですからね(^^;)
社会の常識が変わりますからね。
令和でこれを放送したら、違った方向で話題になってしまいますよ。
美容師の描き方としても看過できませんわ。
でも、これがドラマのいちシーンにあっても違和感を覚える人は少ない世の中だったのだから、25年という時間は大きいと思いました。
ドラマの感想
としては、面白かったです。
2人の関係の終わりに向かって進んで行くのを、第一話からナレーションで暗示して行くので、最後はとても切なかったです。
美容師の仕事に華やかなイメージを付けてくれた功績もあって、美容業界にとって大きなプラスになった作品だと思います。
でも、演出部分は…
パワハラや不適切な発言も多く散見していたので、25年も経ってしまうとノイズが入ってきてのめり込みの邪魔になりました。
リーマンショックも震災も経験していない20世紀の東京は、今となって観てみるとバブル崩壊から8年経っていたとしても、それを引きずっている社会に見えました。
やっぱり流行りのドラマは新鮮なうちに観ておいた方が良さそうだなと、改めて思いました。
話は変わって
春の訪れ。
暖冬だと思っていたら三寒四温の「寒」と、開花してからの寒の戻りが強めで、例年よりも寒さを感じる春のスタートになりました。
NOVEの定休日は月曜日と木曜日
開花直後の木曜日 最高気温が25度近くまで上がった日に中目黒に行く機会があり、混雑する直前の目黒川を散策出来ました。

桜は五分咲きでしたが、橋からの眺めは綺麗でした。

幹からちょこんと、直接咲く花も趣がありますね。
ミモザと桜を見ると春を感じてテンションが上がります↗↗↗
この日、中目黒に来たのは知人の経営するカフェでランチをするのが目的でした🍽

昔ながらのスタイルのオムライス🍳
中のチキンライスもケチャップの味で懐かしい美味しさです!
お店は中目黒駅から歩いて数分 山手通り沿いの刀削麺店の上の階にある
[アート喫茶フライ🔗]

広い店内はギャラリーにもなっていて、この日は子供たちのアート展をやっていて、作品を見に家族連れもランチに来てました。
食事はどれも美味しくて、値段は1000~1400円くらい。
ドリンクバー付きです☕

毎日お店で作ってる「固めのプリン」をデザートにいただきました(^^♪
昭和のオーセンティックな喫茶店の味が一周まわってお洒落です。
ナポリタンやミックスフライも次に来たら食べないと!
オーナーのツバサさん また伺いますね。

そして私はサロンワークの日々に戻ります✂
この春で美容師免許を取得して22年目に突入です。
こうやって好きな仕事を続けられるのも、通い続けて下さるお客様に支えられてのこと。
本当にいつもありがとうございますm(__)m
そんな私が美容師ブームの最中にも関わらず、社会現象とまで言われたビューティフルライフをなぜ観ていなかったのか?
それは2つの理由がありました💡
15歳で「美容師になりたい!」という具体的な夢を見つけ、でも将来に向けて学んでいく中で美容学校に行く前に大学進学を選択することになりました。
当時通っていた美容院フタッフの全員から勧められ、両親にも大学までは行きなさいと諭された経緯です。
ビューティフルライフ放送時、私は大学2年生。
同級生で高校進学後すぐに美容学校に進んだ人たちは、これから美容室に就職するというタイミングです。
しかし、自分はまだ気ままな大学生。
人気絶頂のキムタクが美容師役なんてやったら、それに影響を受けて美容師になりたい!!という学生が増えすぎてしまう(-_-;)
競争率も上がるし、短絡的な発想の人も増えそうだし、感覚的に受け入れがたい💦
…これが1つ目の理由です。
2つ目は自分の問題。
「へぇ~、ハヤセ君は美容師になりたいんだね。キムタクのドラマの影響かな??」
みんなにそう思われるんじゃないか (;´Д`) という不安が
当時の自分には恐怖感に近いものがあって、触れられないドラマになっていました。
完全に思春期から抜け出せてない過剰な自意識から来るものだと、今となっては思えるのですが、当時の自分には自信もなかったですし、これが大きな壁だったんですね。
なんやかんやで、そんなこんなで、今は優しいお客様に囲まれて平和に楽しく美容師ライフを送れているので、当時張っていたメンタルバリアも解け、気軽に恋愛ものドラマとして鑑賞出来ました。
近年は子供の数が減っているため、美容学校の入学者数と新卒の採用希望者がどんどん減っていて、美容業界も人材難に困っています。
またあの頃の様に美容業界を盛り上げるとしたら、ヘアショーやヘアバトルではなくて、菅田将暉さんのような超主役級の人気役者さんに美容師の役をやってもらうのが効くのかな?
なんてスタッフと話してます。
25年前の大学生の自分には、美容師キムタクという存在はマイナスな印象の存在だったけど、そのお陰で美容師の仕事がお洒落で明るいイメージなったのは、今でもその恩恵を感じています(^^♪
とても良い仕事なので、その魅力は若い世代にも伝えていきたいですね。
今回はとっても個人的なビューティフルライフのお話でした。
では、また。


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