ハイライトで作るブロンドヘア
2018~2019年の美容業界はブリーチヘアがトレンドでした
INSTAGRAMでもブリーチのダブルカラーを前提にしたヘアカラーが流行し、私の友人が勤める原宿のストリート系サロンでは、マツコ会議という日テレの取材が入り、白っぽくなるくらいに重ねてブリーチしたヘアスタイルを提供するサロンの営業が紹介されてました。
1回のブリーチでどこまで明るく色が抜けるかは髪質次第なので、「この色にするのはどれくらいかかりますか??」と聞かれても正確な時間を伝えるのは難しいです。
マツコ会議での放送でも、5時間の施術で終わらなかったお客様が、また翌日に続きのカラー施術に来るというのをやっていたそうです。
大前提「ブリーチすると髪は傷みます」
知ってると思いますが。
ブリーチ剤の薬剤の力はとても強力です。
髪に大きな負担を与えます。
なので、扱いにはとても気を配る必要があります。
ブリーチした分だけ髪に負担をかけるので、細かいハイライトで施術したり、ブリーチ剤をケアブリーチという薬にバージョンアップさせたり、前処理やカラー後のトリートメントを工夫して、髪を上手く守るようにしています。
では、金髪の子が可愛い!お客様がそう思ったときに私たちは何を提案するか・・・?
全頭ブリーチも可愛いと思いますが、私たちのお勧めは「ハイライトを重ねて作るナチュラルなブロンド」
ショートやボブの方なら、ハイライトをスライシングや太目のチップのウィービングを重ねて入れて、表面の毛でブロンドの印象を作ります。
ハイライトで染めているので、耳より下のセクションから生えている毛はナチュラルのブラウンです。
ハイライトでブロンドにするメリットは???
ハイライトで染めるのは技術が必要ですし、手間がかかるので面倒なのは否めません。では、なぜこのようなやり方を勧めたいのか?
メリット①不自然な色ムラを防ぐ
ハイライトは縦の線です。
べた塗りの場合には色ムラが出来やすいので、ハイライトの方がより自然に綺麗になります。
メリット②頭皮に優しい
アルミホイルを使ってその中で染めるのがハイライトです。
ホイルの中でカラー剤を発色させるように塗布していくので、地肌に付かないのです。
メリット③デザインに合わせて必要な部分を明るくできる
ショートやボブ、ロングヘアでも、明るさの印象を作っている部分をしっかりと把握して、必要な部分に施術が出来るので、無意味に明るくなる部分が少ないです。
こういうミニボブなら、髪の表面と耳前が明るければOKです。
全体ブリーチするよりも金髪に飽きた後が直しやすいです◎
気分に合わせて色々なヘアカラーを楽しんで頂きたい。
でも、その後の事もしっかり考えたうえで提案していきたいです!
お客様に長く通って頂いて、大切な髪をいつもキレイに。通う度にキレイになっていけるように、私たちは日々勉強をしてお客様にベストな提案をしていきます。
今回の施術は
カラー料金「カラーリスト プロフェッショナル」18,000円(税込み)
カット料金 7,300円
での内容になります。