地毛を活かしたカラーリングの注目度が上がってます
[地毛を残して髪を染める]
髪を染めるというと、一般的には髪の毛全体の色を変えることをイメージする方が多いと思います。
今から25年くらい前にイギリスのロンドンから「ウィービング」という技法が日本に伝わり、アルミホイルを使って髪の毛に ”違う色の髪をブレンドする” というデザインが少しずつ広まってきました。
「懐かしいメッシュという響き」
私が高校生の頃、瞬間的に流行った太いキシ麺状のハイライト「めっしゅ!!」
ギャル系の女子やヤンキーファッションのイメージが強く印象に残っているかと思います。
「メッシュ」語源はフランスで、紳士の前髪をポマードで梳かし上げた前髪に、櫛で筋状の櫛目を付けてセットしていたところから、毛束の表現としてメッシュの言葉を用いたそうです。
あの頃のハイライトは太くて強くて、品が無いデザインでしたね。
まだカットスタイルとの連動や、髪質や人のパーソナルな部分との似合わせが体系化されていなかったので、「やった感」が強いハイライトしかデザインとして認識出来なかった時代だと思います。
時は流れて、今は令和です💡
時代に求められるものをデザインする
近藤サトさんの白髪を染めないという選択や、研ナオコさんのすっぴんを晒す動画がバズったりする時代です。
価値観や考え方がとても速い流れで動いているのを感じています。
地毛は活かしたい!というニーズに目を向ける
最近は以前より地毛を残し、地毛を活かしたカラーリングをしたいというオーダーが増えています。
ナチュラル志向や持ちの良いカラーの需要増など、複数の要因が背景にあるのですが、老化や美に対する抗い方がこの5年、10年で大きく変わってくると思います。
📌お客様ヘアのご紹介
ローグラデーションボブというボブにCUT✄
ボブスタイルは髪の表面(上半分)でカラーデザインをします。
ハイライトを下から積み重ねてブレンドして、ブリーチ剤で金髪の毛束を作ってから、アッシュ系の色味を重ねて染めています。
細い毛束 3mmがベーシック 太目で5~7mmの毛束をブレンドしています。
毛束の取り方以上に大切なのは、染めない毛の残し方!
カットは切り落とした髪よりも、切った後に残る毛の方が大切です。
ナチュラルなハイライトも明るく染める髪以上に、染めずに残す髪の量や配置が重要になります。
こういう部分にノウハウがあります◎
地毛を残すカラーリングは時間が経っても劣化しにくいという特長があります。
頻繁に髪を染められないという方にもお勧め出来るので、似合いそうなお客様には提案していきたいと思っています。
こういったデザインが流行ってきていますが、私たちはもう15年以上やり続けているものなので、しっかりとした経験とノウハウを活かしてお客様を素敵にデザイン出来ます◎
興味がある方はご相談下さい。
HAYASE