トミブロVol.60 【私の履歴書 】
カラーリスト として、またサロンオーナーとしての私の軸になる部分
「カラーが好きだし、お客様が好き。」ということ。
そして、ヘアカラーの処理剤やケアトリートメントから始まり、根元の伸びた部分のリタッチカラーからブリーチを使ったデザインカラーまで、私には常にプロのカラーリストとして心掛けているものがあります。
《髪を大事にして、人を大事にして…》
美容師として20年目 今回のトミブロではここまで来る道のりをほんの少しだけ書かせてもらいますね。
“介護美容師”
大学生の頃、その後の進路に迷っていた私の眼下に飛び込んできたのがこの職業でした。
おばあちゃん子だったこともあり以前から介護に興味があったので、すぐに心を決めて行動に移しました。
両親の反対もありましたが、大学を卒業することを約束して、4年生の春からダブルスクールで夜間の美容学校に通い、ホームヘルパーの資格も取得してバイトを通して介護(なんちゃってですが、、、)の現場も経験しました。
就職先は「カキモトアームズ」
お客様の年齢層が比較的高めな老舗のイメージがあったので、将来の私の”介護美容”にも繋がるかもしれないと思い、修行先として選びました。
カキモトアームズと言えばカラーリストが有名
美容師としての売り物をどうするかを考えた時に、カットできるスタイリスト(分業制なのでどちらかを選ばないといけないシステム)と迷いましたが、「髪という素材を綺麗にする、素材をデザインする」 カラーリストに魅力を感じ、まだ日本では認知がされていなかったカラーのスペシャリストへの道を決断しました。
沢山のお客様との出会いに恵まれ、美容師として人として成長させて頂きました。約10年前になりますが、ウエラトレンドビジョンカラーアワード優勝と言う名誉も(1番喜んでくれたのは両親でした)勝ち取ることができました。
独立して8年、今もハサミは持たずカラーリストとしての道を歩んでいます。
美容師として介護に携わるという初心の未来図は今も胸に秘めています。
そして、“髪を大事にして、人を大事にして、繋がりを大事にして” カラーリスト を続けていきたいと思います!
TOMII