艶髪の秘訣 美容師しか知らない美髪のマジック お客様ヘア(22)
髪と肌って大事だよねっていう話
イメージコンサルの方や、美容家の人の発信で「髪は人の印象の〇割を決めます」みたいな話を目にしたことがあると思うのですが、実際のところどうなんでしょうかね。
Googleで「見た目の印象 髪」で調べたら、数字の根拠はとっても曖昧みたいですが、総意として外見の第一印象って髪が大きく影響するということで間違いないでしょう。
兎にも角にも、髪とお肌はキレイにしましょう(‘ω’)ノ
「艶のある髪にはお金が集まる」と銀座でサロンを構えるカリスマ風水コンサルタントのお客様の書籍にも書かれていました。
あの人素敵だなぁ・・・と思う人をイメージした時、その後ろ姿は艶やかな髪になっていませんか??
とあるお客様の写真です。
この時の施術は、カットとカラーとトリートメントです。
どの施術も艶髪にはとても大切な要素ですが、今回のカラーリングは「根元リタッチと表面のローライト」です。
全体のカラーリングはしていません💡
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ここが重要なポイントで、カラーリスト富井のヘアカラーに対するこだわりが隠れています。
毎回毎回、全体を染める必要がないヘアカラーというもをお客様には知って頂きたいです。
カラーリング・ヘアダイというものの仕組みは 1剤と2剤を混ぜて、その薬剤反応のパワーを利用して髪を染めます。
その時に《黒髪を明るくする》という作用と、《髪の内部で色を発色させる》という作用の2つが起こります。
そして、多くのメーカーさんが薬剤を開発する際には約2か月でその染料が褪色していくように設計しています。
※褪色スピード設計の理由についてはまた別の機会に説明します。
美髪の秘訣はここに隠れています💡
毎回全体を染めると売り上げ的には単価UPで嬉しいのですが、髪の土台になる部分がどんどん明るくなっていく(ダメージも蓄積していく)ので、その分、短い期間で褪色したり艶を損なったりし易くなります。
富井のヘアカラーは髪に無理のない最小限度の負担で染めるという薬剤コントロールをしているので、ある程度色味が抜て落ちてきても下品な色や明るさになり難いよう設計されています。
2か月経ってもリタッチだけでOKな時もあるのは、こういった理由からです。
ローライトを入れたのは、表面のツヤ感を作るため✨
光は上から髪にあたるので、頭頂部の髪が紫外線で褪色したりダメージを受けたりします。また、光が強く当たる部分なので、ここで髪のツヤ感を判断されることが多くなります。
なので、表面に艶っぽさを感じる深みある色をブレンドすることで、最小限度の施術で艶髪を演出することが出来ます。
もちろんお客様の日々のホームケアも超重要です!
30日~60日の「次の美容院の日」までは、家のお風呂場でお客様の美髪ケアが行われるわけですから、髪質にあったホームケアをアドバイスしています。
ご自宅で大切にケアして下さった髪を私たちが美容室でデザインをし、明日も来月もお客様の美髪を維持できるようになっています。
好印象な艶髪の秘訣、それはダメージレスなカラー技術にあった。
というのが今回のお話でした。
カットやパーマにも艶髪の技があるのですが、それはナイショにしておきます🤫
ではでは、また。
HAYASE