サロンワーク✂ お客様ヘア(31) 秋冬の暖色/寒色カラー どちらがお好きですか?
秋になり服のボリューム感が重くなり、生地が厚くなり、似合うヘアスタイルがシフトしてきましたね。
そうなると髪には艶が無いと素敵な感じに見えなくなる・・・
逆を先に言うと、常夏の島(例えばハワイ)の女性をイメージすると、ハイライトが入っていて明るいドライな髪でも素敵な人を想像しやすいかと思います。
でも、ここは日本
四季があってTPOも複雑化した不思議な国です。
特に都心部で生活していくに当たっては、ファッションをその時々に合わせて表現するのはとても大切だと思います。
今年の秋冬の人気カラーを暖色系と寒色系で2パターンご紹介いたします💡
まずは暖色系(赤味のある色)⇒ 《セピアピンクベージュ》
セピアのような柔らかい透け感があるピンクベージュです。
ほんのり赤味を感じるくらいのセピアブラウン・セピアベージュから、様子を見て徐々に赤味を濃くしてセピアピンクベージュにしていきました。
急な変化が不安な方でも赤味の強さは調節できるので、安心してチャレンジできるヘアカラーだと思います。
パーソナルカラーで秋の方は深みのある色味にしたり、ウィンターの方にはピンクを濃くしたりと、カラーリストの似合わせ技術での調整もしています◎
そして寒色系は《グレージュ》
クスんだグレイッシュなベージュです。
グレイアッシュだと染めたてがけっこう暗くなるので、暗すぎるのが苦手だったり似合わない方には、グレイッシュなベージュでトーンダウン要素を止めて柔らかい感じを残しています。
四十八茶百鼠という江戸の古語があります。
江戸幕府時代に町人の贅沢を禁じた歴史がありました。
田舎の公立中学校のブラック校則のような「お前たちが着て良い服の色はコレとコレとコレ!」という法令を出したのですが、その結果、染物屋さんや反物屋さんが茶色と鼠色と紺色の微妙な濃淡を表現できるようになり、江戸の人々もその色の些細な違いも認識できるようになっていきました。
日本のヘアカラーでは、アジア人の髪に多い赤メラニンを上手に削って、欧米人を連想させるような柔らかな色味に人気が出ました。20年くらいはその流れがありました。
その結果、寒色系カラーの微細な表現が出来るようになり、お客様にもそれを楽しんで頂いてます。
ご覧いただいた貴方はどちらの色がお好みですか???
ここにハイライトをブレンドしたり、白髪が染まるように染料のブレンドを変えたり、パーソナルに対応していますし、それが出来る美容室です。
髪色に悩みがある方は気軽にご相談ください。
そしてお知らせです📌
12月の営業日が決まりました。
こちらをご確認ください。
よろしく願い致します。
NoveLina