地方で頑張っている美容師の友人たちに会いに行ってきました🚅(後編:仙台で出逢った美味しいもの)
先日、33年振りに仙台に行ってきました🚅
前編はコチラ⇒ 仙台で頑張る美容師の友人に会いに🔗
仙台と言えば牛タンが有名ですね。
他にも美味しいものが沢山ある街ですが、限られた滞在時間の中で東北を味わいたい!と思い、しっかりとリサーチしてから仙台に行きました。
仙台の牛タンはアメリカンビーフがメイン。仙台牛を使っている訳ではないらしい。
仙台でなんで牛タンなのか?
そのルーツは戦後、GHQが日本に入ってきて牛肉を食べる習慣を持ち込んだ所にあるらしい。
アメリカ軍人は牛肉を食べるが、牛タンはあまり食べないので比較的余っていたそうです。
欧米だとタンは煮込んでシチューにするくらいしか調理方法が定着していなかったんですね。
当時貧しかった仙台市民は、高タンパクかつ比較的安く手に入れられる牛タンを美味しく食べる方法はないか、保存・熟成・調理の方法を試行錯誤して、旨味を逃がさず柔らかく牛タンを焼き上げる手法をあみ出していったそうです。
仙台駅の周辺には沢山の牛タン専門店があり、「司」「たん屋善治郎」など有名店が市内に数店舗ずつ見栄を構えているので、ちょっと歩くと牛タン屋さんに出会えます🐄
地元民のオススメを振り切って⇒有名店に行く(笑)
仙台在住の友人の美容室の近くにも美味しい牛タン専門店があり、そこを勧めてもらいながらも、我を張って有名店に行く事にしました!
と言うのも、ネットで調べたところ🔍
牛タン屋さんには「焼き方の技術」「保存や熟成方法」「メニュー力」によって人気店の特徴が別れている傾向を知りました。
なので自分好みの《厚切り&柔らかジュージー》系の牛タンを求めるならĄ店かB店かな!ということで、仙台屈指の人気店「閣」というお店に入りました🍽
三越百貨店のすぐ近くにある店舗にお邪魔しました。
右下の厚切り牛タン✨
真ん中の2本は特に柔らかく、内側がほんのりレアで牛タンの旨味を感じられました。
左下は+600円で追加した牛タンの角煮。
大きな塊肉が3個で600円は安いですね!東京だともっと小さいか、800~900円はしそうな感じです。
こちらも柔らかく煮込んであってとても美味しかったです。
旅行のお供に加わったGR3でも牛タンをパシャリ📸
この美味しさ伝われ~(‘ω’)ノ
仙台の夜は東北のものを食べたい♪と思い、美容師友達にお願いしてお店を予約してもらっていました。
しかし、直前になって店主がコロナに罹ってしまい…敢え無く休業😞
そこでそのお店をTwitterで検索⇒常連さんっぽい食通のアカウントを発見🔍
常連さんが他に足しげく通っているお店は美味しいに違いない!ということで過去の投稿を遡る🔍
出てきたのは美容室7BRIDGEさんの下の階にある「なかぐろ」というお店でした。
これも何かの縁(*’▽’) ということで、なかぐろ🍶に電話予約を入れて、伺いました。
日本酒コレクターの店主は、東北のお酒を置かないという拘りがあり、地酒ではなく(東北地方以外の)日本中の美味しいお酒と共に、手仕事の料理を振る舞うというスタイルでした。
中左にある穴子のテリーヌが絶品💯
フレンチレストランに入ってもテリーヌは注文しない私でしたが、店主のイチ押しということで食べてみたら感激する美味しさでした。
宮城県の鮮魚のお刺身も最高でした。
日本酒は、司牡丹・船中八策(高知)磯自慢(静岡県焼津市)喜楽長・三方良し(滋賀県)を一緒に楽しんだのですが、知らないブランドばかりで店主に教えてもらうのも楽しかったです(^^♪
今回の仙台への旅は、台風の影響を受けて後半は雨模様。
元々は海でパドルボート(SUP)というアクティビティにチャレンジする予定だったのですが、風向きと波の関係でキャンセルになり、予定を変更して朝から塩釜へ。
電車は5駅くらい過ぎた辺りからどんどん乗客が減り…
気が付けば貸切に(^^;)
元々は、仙台市内の朝市に行こうと考えていたのですが、なかぐろの店主から「あんな観光客だましの市場に行ってもそんなに面白くないよ」とアドバイスを貰い、ちょっと足を延ばして塩釜港の朝市を目指すことにしました。
ホテルから駅までの道すがら、仙台市内の朝市も通ってみたところ
平日はこんな感じで、私のテンションを上げてくれる雰囲気ではなかったので、塩釜に期待しながら電車に乗り込みました。
田舎に来た!というもの淋しい感じ。
風情あり過ぎでした(笑)
人が少なくて、スマホ・Googleが無かったら不安だったと思います。
駅前ではタクシーは捕まえられず、歩いて1.3kmくらい
風雨で服が濡れたりしても、気持ちは美味しい朝ご飯にまっしぐら。
着いたら思い描いていた市場の風景✨
塩釜ではマグロも揚がるみたいですね。
ワイルドな感じが漁港の市場!という感じでテンションが徐々に上がっていきます。
こちらの三浦さんというお婆ちゃんにお願いして、置いている牡蠣を生で食べさせてもらいました。
醤油やレモン汁などはかけずに、そのまま食べてね!ということでした。
臭みが無くて、スッキリとした味わい♪
クリーミーだけど、濃厚なタイプではなく、適度な歯ごたえと磯の香りを感じるのが塩釜の牡蠣でした。
朝ご飯のメインは、貝で出汁を取ったラーメンです🍜
透き通っていて旨味をしかりと感じる塩味。
カニみそのようなものが乗ってて、途中からそれを混ぜて味を複雑にさせながら楽しみました。
出汁の旨味が効いていて、飲み干したくなるスープです。
これは塩釜に来た人には是非食べてもらいたい逸品です♪
前日に飲み過ぎた方にもお勧めです。
貝出汁の旨味の深さに脱帽です。
参りましたm(__)m
グルメ紀行もいよいよ終盤。
お土産でウニやタコ、ホヤを飼って仙台市に戻り、残り時間を見ながらお寿司屋さんでランチです🍣
「かながしら」や「ほうぼう」が白身でオススメになっていました。
赤味ではマグロと生カツオが新鮮で美味しいとのこと。
釣りが趣味のお客様に、カツオはどんなに眠くても釣ったその日に食べよ!という教えを聞かされていたので、普段あまり注文することの無い生カツオを注文しました(写真:左下)
いつもはタタキで食べていましたが、味の劣化が早いから外側を炙って中の鮮度が落ちないように閉じ込めていたのかもしれないですね。
後は友人の勧めるコーヒーショップで小休憩をしたり、ずんだ餅の乗ったスイーツを食べたりもして、仙台を満喫(期待してなかったずんだスイーツが意外と美味しかった✨期待してないので写真無しw)。
帰りの新幹線(片道2時間で東京駅まで)で1杯だけお酒も飲んで、普段あまりしない自由なスタイルの旅を楽しめました。
仙台は美味しいものが東京の感覚だと3割くらい安く感じました。
逆に見たら東京の都心部って色々と高価なんですね(^^;)
美容師の中では小食な部類の私ですが、今回の仙台旅は美味しいものばかりで嬉しかったです。
多分また次に行くという機会はけっこう先の未来になってしまうと思うのですが…
もし仙台セミナーなどのお仕事があったらしっぽを振ってお受けしたいと思います\( ‘ω’)/(お待ちしてます笑)