被災地の美容師 / 能登で頑張る美容師のNEWS
まず初めに、年始の能登半島地震で被災した皆様が、一日でも早く復興できることを願っています。
震災が起きて4週間が過ぎました。
被災した方は色々な物資が不足していたり、不自由な暮らしが続いていると思いますが、この頃になると気がかりなのが「髪の毛事情」です。
年末に調えたとしても1か月が経つと、髪の毛は伸びてきてしまいます。
根元の白髪が気になりますし、染めていない方でもボサボサとまとまらない髪に不快感を覚えるころだと思います。
そんな中、能登に移り住んで美容室を開業されて、今回の地震で被災してしまった美容師の方の活動がYahoo!のNEWS(動画有り)に取り上げられていたので、こちらのホームページでもシェアさせて頂きます。
避難所で髪を切る 被災した美容師 🔗
ご自身も被災して美容室が打撃を受けています。
それでもボランティアをする姿勢に共感できる部分がありますし、何より避難所生活の方が美容の力で癒される姿を見ることが出来るのは嬉しいです。
美容の仕事は人の暮らしに密接に結びついていることを感じますね。
東日本の震災の時に気付かされたことなのですが、こういった事態になった時、地域外の美容師がボランティアでカット・カラーをすると皆が喜ぶ!と思って現地に赴いた場合、サービスを受けられた方々は気持ち良くなり救われるのは確かなのですが、その地元で美容業を営んでいる方たちの立場から見ると、自分たちの仕事を奪われてしまっている要素が大きく絡んでくるので、素直に受け入れるのは難しいかもしれません。
食事だったら日に3回ありますが、1~3か月に1回の理美容だと、地域の美容室が早く営業再開できた時の集客・売上に影響を与えかねません。
シャンプーだけしてあげよう!➡水・お湯の問題
ブローしてあげよう➡電気の問題
カットしてあげよう➡地元の理美容師の問題
にぶち当たるので、我々同業者としては現地の美容師が早く復帰出来るように美容道具や設備の支援をすることが望ましいのではないかと考えています。
もしくはマッサージみたいに、サービスを提供しても需要に影響を与えないものが良いと思います。
今回の自信は地域は東北の自信よりも限定的かもしれませんが、復興させるのにはかなりの時間がかかりそうです。
東京から義援金以外で出来る事って何かあるのか?
とう考えた時に、こういった取材を広めることも大切だと思ったので、皆様にもシャアさせて頂きました。
明日は我が身。
いつ南海トラフや首都直下型の地震が起きるか分かりません。
自分たちが元気な時は、困っている人に少しでも力を分けてあげたいです。
2024年はスタートから問題課題が多い年ですが、何とか笑顔で年末を迎えられるように頑張りましょう。