フィレンツェの美しい街並みを堪能できる懐かしい映画🎥【冷静と情熱のあいだ】
先日、懐かしい映画を観ました🎬
U-NEXTで「そのうち観よう!」と思ってお気に入り登録をしている作品は他に沢山あるのに…
それらを差し置いて、その日の気分で選んだ作品
【冷静と情熱のあいだ】
懐かしい映画ですね。
20年前、映画が公開された当時はとても話題になり、テーマソングの「エンヤ」も流行ったのを憶えています。
月刊誌で〈二人の作家が交互に書いていく〉交互連載スタイルで、一つの恋愛ストーリー(学生の頃から30歳になるまでの10年間の大恋愛)を男女それぞれの視点で分けて描いている小説です。
辻仁成さんは、私と同じ大学の出身で(辻仁成さんは中退しています)、この主人公:阿形順正の最初のキスをした記念講堂の描写は、母校の50周年記念講堂をモチーフにしているのかも(*’▽’)
と、当時身内で話題になりました。
この映画の一番の見どころは何と言っても竹野内豊の美しいご尊顔✨
今は渋くてクールな竹野内豊が29~30歳の頃、ストーリーの兼ね合いで大学生の頃から30歳になるまでを演じているのですが、まだ青い若さを感じさせる透明感があります。
香港の女優ケリー・チャンも美人ですが、竹野内豊のキレイさの方がより印象的でした(笑)
2つ目の見どころは、イタリアの古都フィレンツェの街並み🏘
主人公の阿形順正は、文学部を卒業してから絵画修復の仕事に就くためにイタリアに移り住むところから物語は始まります。
東京⇔フィレンツェ を行ったり来たりする展開なのですが、ロケをしたフィレンツェの風景は美しいだけでなく、歴史を感じる趣があります。
古いのもを直して次の時代に引き継いでいく順正と、そういう文化で成り立っている観光の街フィレンツェが並行して表現されています。
綺麗なイタリアの街と、イタリアの古い名画、あまり社交的ではない主人公の二人を描くために、カメラワークは絵画のような構図の引いた固定視点が用いられていたり、ズームレンズで背景をしっかりとボカして人を浮き立たせるような撮り方をしているのも印象的でした。
学生時代の失恋を10年も引きずる男って…冷静に考えるとあまり共感できないタイプではありますが、キレイな街とキレイな役者、幻想的なケルト音楽で2時間しっかりと引き込まれました。
心のスキマを埋められないでいる順正は、この容姿ですから努力しなくてもモテてしまいます(笑)
人間失格の「自分」とちょっと似ています。
自分に惚れてしまった身近な女性を、無意識に不幸にするタイプではあります(;^_^A
悪気が無いのは分かっていても傷つけずにはいられないんですね。
絵画修復師の上司であるイタリア人女性(けっこう年上)や、積極的にガンガン来るタイプの語学留学中の彼女(篠原涼子)も、順正が好きなのに心ここに在らず…という彼の態度に悩むシーンがあります。
モテない男子もしんどい人生ですが、モテ過ぎる男子にも煩わしい事や面倒で難しい事ってあるのかもと、転生でもしない限り知ることの出来ない世界線を覗かせてくれます。
普段、恋愛ものの映画やドラマは観る機会が無いので、そんな自分にはとても新鮮な映画でした。
フィレンツェはルネサンス期の古い絵画や彫刻の他に、ファッションの革職人が多く住む街と聴いたことがあります。
まだイタリアに行ったことがないので、旅行したい欲を掻き立てられました✈
3月は31日の日曜日から5日間、NOVE をCLOSEにして、春休みを取らせて頂きます。
国内ですが旅行もする予定なので、それを心の支えに繁忙期の年度末を頑張りたいと思います!
それでは、花粉症に負けないで3月を乗り切りましょう(‘ω’)ノ
Information
❀ 3/31(日)~4/4(木) 5日間の春休みにさせていただきます ❀