6⃣ HAYASE BLOG

朝活☀ 歴史の偉人を辿る朝散歩

先日は、9/9~9/12の4日間で一か月遅めのお盆休み的な休暇を取らせて頂きました。

我が家は子供たちの習い事が毎日あるので、遠出をすることは叶わずでしたが、ゆっくりと過ごしてリフレッシュ出来ました。

そんなある日の過ごし方です。


今年に入ってから生活を朝方にシフトさせ、基本が6時起きで、早めの日は5時くらいから活動するようにしました☀

私立中学に通い始めた長女を起こして、朝ご飯の支度をするのですが、最近はドラマや映画を観るのも朝の時間を使うようにしています。

温かいお茶を飲みながら体を起こし、お湯を沸かしたりレンジアップしている1~2分の時間で軽い筋トレをして、6時半にはシャキッとした身体に調えます✨

洗濯機を回して、8時に家を出る息子を見送ったら自分の時間(^^♪

今日の朝活は「お墓参り」です。


コロナ過でポッドキャストラジオを聴くようになったのがきっかけで、歴史好きのブームが再燃🔥

日本の偉人で好きなツートップの一人《ジョン万次郎》のお墓が池袋の東側、池袋と高田馬場の中間くらい…駅で言うと雑司ヶ谷のエリアにあると知り、通勤電車に混ざりながらお出掛けです。

始めて降りた雑司が谷駅

住宅エリアで特に何かがあるわけでは無いですね。

GoogleMapを頼りに少し歩くと、古い建物が目立つようになってきました。

万次郎のお墓まであと数百メートル…

万次郎のお墓の200mくらい手前にあった立派なお墓

文豪 夏目漱石のお墓でした!

日本文学には疎いのですが、さすがに夏目漱石くらいは分かります(笑)

まず先にこちらで手を合わせて、日本の現代文学の礎を築いた夏目漱石に敬意を払い、そこから万次郎のお墓へと再び歩き始めます。

と、その前に…

夏目漱石のお墓から振り返ったところで目線を感じ、ふと目を遣ると…

「吾輩は猫である」の挿絵にいそうな猫がコチラを見ていました。

がっつり見つめ合う事5~6秒

逃げることなくじっとしていました。

夏目漱石感があって趣深かったです(*’▽’)


そしてお目当てのジョン万次郎が眠るお墓へ

アメリカ文化紹介者という表記がありますね。

この人物が何をしたのか?

名前を知っていても、その功績や生涯は意外と知られていないと思います。

数年前にジョン万次郎の事を改めて調べた時に、その数奇な人生と日本に与えた影響の大きさを知って、この人物が好きになりました。

時代の古さを感じる中浜万次郎のお墓

万次郎は四国の高知が地元で、彼の資料館は高知にあります。


ジョン万次郎についてざっくりと📝

ジョン万次郎は四国の貧しい家庭に生まれました。

13-14歳くらいの頃にクジラ漁の船に乗ったところ、船が漂流して無人島に流れ着き、140日以上もサバイバル生活をします!

流れ着いたのはこの辺り

鳥島に流れ着いて何とか命をつなぎました。

こんな何もない島で生き延びるのは絶望感との戦いでもあったと思います。

143日目とかそれくらいに、アメリカ船「ジョン号」が通りかかって万次郎は救出されますが、当時の日本は鎖国中で、外来船が領土に入ることは許されていなかったので、万次郎は帰る選択肢を持っていませんでした。

とりあえず救ってくれた船で万次郎は掃除やら雑用やらを一生懸命にやったそうです。

そこでその勤勉さを気に入ったホイットフィールド船長が「うちの養子にならないか?」とスカウトして、中浜万次郎はジョン・マンとしてアメリカで生活することになります。

船長のお陰で学校に通わせてもらった万次郎は、ゼロから英語をマスターして、航海術や造船や測量などを学んだそうです。

とても勤勉な万次郎は、大学を優秀な成績で卒業した後、ゴールドラッシュで資金を溜めてから自分の力で日本に帰る事になります⛵


鎖国中の日本ではスパイを疑われるので、2年くらい取り調べを受けることになるのですが、この時の取り調べ担当の中に「河田小龍」という人物がいて、後に河田小龍から坂本龍馬がアメリカの話を聞くことになります。(万次郎がいなかったらアメリカの先進性が坂本龍馬に伝わらず、竜馬が動いて薩長同盟が結ばれることもなかったかもしれませんね。)

ジョン万次郎は日本人で初めてアメリカに留学して、アメリカ文化を紹介したというのが「やった事」ですが、それがあったおかげで幕末の重要人物が動いて日本の開国に導くことになるのだから、歴史にすごく影響を与えた人物だと思います。

黒船が浦賀に停泊した時にも通訳として活躍したみたいですが、開国に否定的な人物にスパイ疑惑をかけられて解任となってしまい、その後はひっそりと穏やかな暮らしをしていたそうです。


与えられた環境で精一杯の努力をして、その結果で活路を見出した偉人としてジョン万次郎を尊敬しています(*’▽’)

中浜家のお墓は年代を感じる古い墓でした。

いつか四国の記念館にも行ってみたいです!

(いった事がある方がいらっしゃいましたら教えて下さいね)


この日はお墓に行った後、日本橋でデジタルアートを観て、新宿に戻ってルミネTHEよしもと のお笑いを楽しみました♪

その話はまた今度(‘ω’)ノ

自己満のジョン万次郎紹介ブログを読んで下さり、ありがとうございました。

HAYASE
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