休日BLOG🍁
こんにちは。
丁度良い秋はとても短く、もう冬の寒さを感じるようになりましたね。
カフェのテラス席を楽しめる日はもうすぐ終わり。
次の春まで待ち遠しいです(‘_’)
木曜日の定休日
子供たちのお弁当と朝食で白米を使い切ってしまったので、お気に入りのパン屋さん《カタネベーカリー》まで一走り🚴
カタネさんのINSTAGRAMを見ると、スタッフさんたちに小麦農家の研修に行かせたりして、材料のところから拘っているのが伝わります。
優しい美味しさでデイリーに楽しみたい味のパンが並んでいて、お総菜パンのようなものは売っていません。
ちゃんと「パン」の部分が好きな方にお勧めのパン屋さんです。
インスタントで淹れた薄めのコーヒー牛乳と、甘めのパンで休日がスタートです。
洗い物をして洗濯機を回している間に掃除機をかけて、その後にちょっと遅めの衣替え。
そうこうしてる間にもうすぐお昼の時間帯です。
気持ちが乗れば3食自分で作ることもありますが、今日の気分はスパイシーなエスニックを食べたい気分だったので、小一時間お散歩をしながら人気のタイ料理屋さんのランチ弁当の行列に並びました。
7種類あるタイ料理のお惣菜の中から4つ選んで、それをぶっかける830円のランチ弁当が飛ぶように売れています!
小食なので7割くらいで満腹です🐖
しっかりチリや香草も効いていて、タイをお口の中いっぱいに感じられるので、辛い物好きやエスニック好きな方にとてもお勧めです。
幡谷の駅近くにあります。
そんな食べることから始まる休日
この日は11/3の文化祭振りに母校に伺う予定がありました🏫
思い出の詰まった学食を通り過ぎて…
25年前に中学の校舎があった新館に向かいます。
実はこの日はセミナーを学校が企画して下さって、菊田さんという方の講演を聴きにやってきました。
テーマは「気づけば伸ばせる 学習障害」という講演です。
これは全く隠してはいないのですが、実は私の長男(小学3年生)にはとある学習障害(=LD)があります。
それに気が付いたのは2年前。
小学校に入学してしばらく経った頃…
勉強が得意だった姉と比べて、長男はどうも国語が苦手な様子。
担任の先生が色々と配慮してくれたのですが、それでもテストで10点・20点というのが続いたり、国語の授業中は窓の外で宇宙と交信しているような感じだとのこと (・_・;)
そこから色々な所を廻って1年くらい様々な検査を受けて、それでようやく彼の状況を知ることが出来ました。
「ディスレクシア」
時の読み書きが遺伝的な脳(もしくは眼球運動)の関係で苦手になってしまう「難読障害=ディスレクシア」というものに長男は当てはまるという事でした。
時の読み書きをすると脳への負担が大きく、数文字書いただけでも精神が疲弊してしまいます。
言葉の理解やロジカルシンキングはお友達より得意なのに、字を書き写したり、自分の頭の中のことを地に書き下ろすという作業が入ることで、アウトプットが上手くできなくて稚拙な文章になってしまうというものでした。
これは何とかしてあげないといけない!と、児童の自立支援を専門にしたメンタルクリニックで保険適用で受けられるタイピングレッスンに通い、ブラインドタッチでワープロが打てるようにして、学校の宿題をワープロで書いたもので提出OKにしてもらえるように、担任の先生に交渉したりしました。
なんやかんやで、最初の状況よりはかなり改善して希望の光が見えてきた✨
そんな矢先の今回の講演でした。
今回の講師の菊田史子さんは 《KI▶KU▶TA 🔗》 を主宰されていて、ご自身の息子さんのLDで悩み、それに長年向き合って普通科の学校通学と受験を乗り越え、その経験を基にした啓蒙活動を行っています。
「一般社団法人読み書き配慮」代表理事。元新宿区教育委員。学習障害の長男を育てる保護者。読み書きへの合理的配慮を得て学ぶ長男は慶応義塾大学へ進学。2018年に「一般社団法人読み書き配慮」を立ち上げ、学習障害の子どもへの合理的配慮のデータベースを軸に、学習障害の理解、検査、支援に関わる事業を展開する。その一つに「読み書き苦手な子供のスクールKI・KU・TA」がある。
菊田さんの息子さんは、うちの長男よりも重度のLDでしたが、今は慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスに通い、学業の傍ら独学でアパレルの勉強を進めて [YUSUKE KIKUTA🔗]というブランドを立ち上げて、今は法人化して学生起業家としても頑張っているそうです。
沢山の才能を持った息子さんの可能性を信じて、勉強が出来ない⁉と思われていた息子さんの難読障害に気付き、親子で環境を作って乗り越えてきた経験談はズッシリと胸に響くものがありました。
LDを持った子供たちに学習の機会を平等に与えようとする法律も出来たそうです。
センター試験では色々な対処が出来るように変わってきたとのこと。
しかし、私立の方はまだほとんど変わってない現状があります。
そこでKIKUTAのプログラムを受けて、機械を使って難読障害をカバーできるようにiPadやワープロなどを使えるようにするトレーニングと、自分自身のハンディキャップの理解を深める勉強をし、
そして「私にはこのような特性があるから、学校や周りの皆にこういう配慮をして欲しい!」と自分の力で伝える能力を育てる訓練をしていくことを進めているそうです。
うちの長男も4年生から受けられるプログラムに参加する予定で、これから中学受験や大学進学の可能性を広げていくために親子で頑張ろうね!と家族で話しています。
後半ちょっと重くて長い話になりましたが、日本人の5~7%くらいが何らかのLDの傾向があるそうなので、誰かを救うきっかけになったらと思い書かせて頂きました📝